2015年8月26日水曜日

中1男女殺害遺棄 「完全黙秘」の容疑者、かつての住居地立ち寄りか 刑務所面会後

 大阪府寝屋川市立中木田中1年、平田奈津美さん(13)が殺害、遺棄され、同級生の星野凌斗さん(12)も遺体で見つかった事件で、平田さんの死体遺棄容疑で逮捕された山田浩二容疑者(45)が犯行当日の13日、かつて居住していた同府松原市内に立ち寄っていたことが25日、捜査関係者への取材で分かった。同府柏原市の星野さんの遺体遺棄現場は松原市からは約10キロ。大阪府警高槻署捜査本部は遺棄現場周辺に土地勘があり、松原市内に立ち回り先がある可能性も含め、経緯を調べている。

 山田容疑者は逮捕当初「(平田さんの)遺体は同乗者の男が遺棄した」と容疑を否認していたが、その後は黙秘し、現在は雑談にも応じず完全黙秘という。

 捜査関係者によると、防犯カメラ映像などの分析で山田容疑者の車の走行ルートを調べた結果、13日午前に堺市の大阪刑務所に面会で訪れた後、東に約5キロの松原市内を走行していたことが判明したという。山田容疑者がかつて同市内に住んでいたことも分かった。

 山田容疑者は午後0時40分ごろ、柏原市高井田のコンビニで2人を縛ったとみられる粘着テープ2本を購入。約5分後には、コンビニの東約750メートルにある会社の防犯カメラに、山田容疑者の車とみられる軽ワゴン車が東に向かう様子が写っていた。その先には、星野さんの遺体が見つかった柏原市青谷の竹林があり、車はこの後、奈良方面に向かったとみられている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150826-00000506-san-soci

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