八木茂死刑囚(65)は平成7年と11年に埼玉県本庄市で猛毒のトリカブトなどを使って知り合いの男性2人を殺害し、およそ3億円の保険金をだまし取ったなどとして殺人や詐欺などの罪に問われ、平成20年に死刑が確定しましたが再審=裁判のやり直しを求めていました。
再審を巡る審理ではトリカブトで殺害されたあと、川に遺棄されたとされる男性の遺体の鑑定を行ったところ、水を飲み込んだ可能性を示すプランクトンが臓器から検出され毒殺ではなく溺死だったという結果が出ました。
これについて東京高等裁判所の村瀬均裁判長は、遺体の解剖の際に皮膚などに付着していたプランクトンが混入するのを防ぐ対策が十分ではなかったと指摘し、「被害者が溺死かどうかを判定することは困難だ」として再審を認めない決定を出しました。
これに対して弁護団は会見を開き、「専門家の鑑定結果を科学的な根拠もなく否定していて、不当な判断だ」として最高裁判所に特別抗告する考えを示しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150731/k10010173471000.html
本庄保険金殺人事件といえば、細かい証拠を検証するまでもなく、どす黒い疑惑が並んでいることで有名だ。八木茂死刑囚には3人の従業員(ホステス)がいた。
第1事件では、八木茂死刑囚の従業員であるホステスが被害者と偽装結婚し、被害者には3億円の保険金が掛けられていたところ、被害者は利根川で溺死体として発見された。
ところが被害者の死因はトリカブト入りのアンパンを食べたことであることが判明した。
保険金を受領する。
第2事件では、同様の手法で、被害者には1億7000万円の保険金が掛けられていたところ、風邪薬と酒を大量に飲まされて死亡した。
保険金を受領する。
第3事件では、同様の手法で、被害者には9億円の保険金が掛けられていたところ、被害者は薬物中毒。
保険金受領の前に、マスコミに公表される。
事件後、マスコミの取材に際して、挑発するような言動を繰り返したことは記憶にも記録にも残っている。取材に際して主材料を要求し、その金額だけで1000万を超えたとも。
なお、八木茂死刑囚は、自己の裁判において一貫して無罪を主張した。
これを信じた弁護士もいて、弁護団が組まれている。
http://www.itsuwarinokioku.jp/
さて、真相はどうであろうか。
偶然という説明は困難なぐらいの事情がそろっており、有罪との判断はやむを得ないのではないか。
今回、再審が棄却されたということだが、詳細は必ずしも明らかにされていないものの、第1事件の「被害者の死因はトリカブト入りのアンパンを食べたことであることが判明した。」と上述した部分について、真実ではないという弁護団の主張が排斥されたということだ。
詳細は不明だが。
天網恢恢疎にして漏らさず。そのような印象を受ける。
まとめ
http://matome.naver.jp/odai/2140591747912458001
wiki
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%AC%E5%BA%84%E4%BF%9D%E9%99%BA%E9%87%91%E6%AE%BA%E4%BA%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6
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