2015年7月29日水曜日

産経の報道「総重量、限界ぎりぎり 機長の事前点検「不十分」」?????????

 今回の墜落事故では、小型機が大量の燃料を積載し、総重量が離陸可能な限界ぎりぎりだったとみられる。航空法は出発前に機体の重量などを点検するよう機長に義務付けているが、事前の点検が不十分だったのではとの声もある。

 国土交通省によると、主な点検項目は、燃料の積載量や搭乗人数、荷物などの総重量が離陸可能な限界値を超えていないか、それぞれの位置が機体の重心を崩していないかなど多岐にわたる。また、航空日誌や無線電話など装備品の整備状況▽行き先の空港や航空路の状況▽気象情報-なども確認するという。

 ただ、航空法では点検結果の報告を義務付けておらず、機長任せになっているのが実情で、今回の事故では重量計算の際に機種特性への配慮が足りなかった可能性を指摘する声もある。

 事故機種に詳しい専門家は、高性能エンジンを搭載するなど装備が充実しており、他機種より重い仕様になっていると指摘。さらに今回の事故はエンジン性能が低下する夏場であることを挙げ、「燃料は満タンで乗員も満席に近く、荷物も満載だと離陸はかなり厳しい状況だったはずだ」と推測する。また、操縦経験があるベテランパイロットも「この機種を燃料満タンにして5人も乗ったら、重くてアウトだ」と話す。

 今回の事故で直前点検が実施されたかは不明だが、小型機免許を持つ航空関係者は「搭乗者が訓練生ではなく一般の人であれば、そんなに意識して点検しなかった可能性もある」と話している。

http://www.sankei.com/affairs/news/150729/afr1507290002-n1.html

私はこの記事を読んで愕然とした。
記事のタイトルを読むと「機長の事前点検は『不十分』」というものだ。
ところが記事内容を読むと「事前の点検が不十分だったのではとの声もある」「可能性を指摘する声もある。」「『かなり厳しい状況だったはずだ』と推測する」「点検しなかった可能性もある」等とされている。どれも可能性、伝聞、推測に過ぎない。

この事件は搭乗者2名が亡くなっているにとどまらず、落ち度のない住民1名が亡くなっている。
その落ち度のない犠牲者のことを考えれば、真実を明らかにする必要がある。本件事故がなぜ起こったのか、どこに原因があったのか、どうすれば避けられたのか、どうすれば今後同様の事故を避けられるのか。それこそ被害者に対する責任だろう。
 とにかく操縦者が馬鹿をしたんだ、そう非難すればたるものではない。子供じゃないんだから。今回の記事の内容が可能性、伝聞、推測といった真実を解明しようという姿勢のないものである点について、報道の在り方に疑問を感じる。

 その記事が産経新聞であることを考えれば、まあいい加減なのは仕方がないという気もするのだが?!

 産経以外の信頼できる報道によると、墜落した機体のうちエンジンはばらばらに分解されてしまったものではないとのことだ。詳しく調査したうえで真相を解明してほしい。そして産経以外の信頼できる報道にそれを公表してほしい。

0 件のコメント:

コメントを投稿

/*ツイッター用*/