【北京時事】中国公安当局が全国で人権派弁護士ら130人以上を連行・拘束した事件で、刑事拘束処分を受けた著名女性人権派弁護士の王宇さんはこれまでの時事通信の取材に対し、「最近、弁護士に対する圧力はどんどん強くなっているが、われわれ公民(市民)には大きな権利がある。その権利を守らなければならない」と訴えていた。
その上で「中国が『法治国家』なんて偽りや笑い話になっている。司法の環境を変えなければ法治の実現は不可能だ」と述べ、権力の横暴と闘う姿勢を示していた。
◇中国の司法は「暗黒」
商取引を専門とする弁護士だった王さんの転機は2008年5月。天津西駅の改札で駅員と身体が接触するトラブルに巻き込まれ、派出所に連行された。王さんは「殴られた」と訴えたが、警察は「(王氏が)殴った」と主張。それから7カ月後、王さんは突然、拘束された。傷害罪は「故意」から「過失」に変わったが、懲役2年6月の実刑判決を受けた。
「自分の事件を通じて中国の司法体制は不公正かつ暗黒だと痛感した」。王さんは出所後、自分を支援してくれた人権派弁護士と連絡を取り、公益問題を専門にする弁護士になるための研修を受けた。
中国の憲法では言論やデモの自由、選挙権、国家機関への批判・提案の権利などが認められている。王さんは「多くの中国人は『政府の言うことは正しい』と考える『臣民』になっている。『公民意識』や『権利意識』に乏しく、国家の公民として権利を有していることを自分で意識していない」として人権派弁護士の存在の重要性を力説する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150713-00000098-jij-cn&pos=5
法治国家(笑)中国ってこえーーーーーー
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