2015年9月24日木曜日

【脱税?】スタバやアマゾン…多国籍企業の過度な節税に国際ルール【租税回避】

 多国籍企業の行き過ぎた節税策を防ぐため、先進国や新興国など46カ国が導入する国際ルールが固まった。国境を越えたグループ企業間で知的財産権を税率が低い国に移すなど、低税率国に所得を集めて税負担を軽くしてきた企業に対し、課税を強化する。

 34カ国でつくる経済協力開発機構(OECD)の租税委員会がパリで22日、最終報告を事務レベルでまとめた。スターバックスやアマゾン、グーグルなどの節税策に各国で反発が高まり、3年間検討してきた。11月の主要20カ国・地域(G20)首脳会議で正式合意の見通し。

 柱の一つは、特許やブランドなどの知的財産権を低税率国の子会社に移し、子会社がロイヤルティー(権利使用料)を得ることで、法人税率が高い国の親会社から子会社に所得を移す手法への対策だ。

 スタバなどが取り入れてきたが、対策では、高い価値の知的財産権を実態より安価で移したことが分かれば、追徴課税できるようにする。移した時の譲渡額と、しばらくたってからの評価額に25~30%以上の差が一定期間あれば課税できる。

 アマゾンなどネット通販会社やコンピューターソフト会社が進出先の国で倉庫などしか持たず、進出先の所得が本国の本社に流れ、進出先の国が課税できない問題にも対処する。例えば倉庫が親会社のビジネスの重要な部分を補う拠点と認められれば、進出先の国も課税できるルールにする。

 多国籍企業には、進出先の国ごとの経済活動や節税計画を税務当局に提出することも義務づける。

 新ルールには、子会社が進出する新興国も加わって対策をまとめた。各国は来年から法制化を進めるが、強制力はなく、各国がどれだけ足並みをそろえて税制を見直すかが課題だ。そのため、OECDは各国の制度づくりを点検する。(中村信義、青山直篤)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150924-00000011-asahi-bus_all

アマゾン、グーグルなどが用いている節税(より正確には租税回避)の手法は、「ダブルアイリッシュウィズダッチサンドイッチ」と呼ばれるもの。この手法を用いた租税回避を行っていたアップル社はアメリカ上院に追及されていた。
なお、スターバックスについてはスイストレーディングカンパニーという手法を用いている。こちらの手法についてはダブルアイリッシュウィズダッチサンドイッチの手法と比較して、効率は良くない。

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