満員電車に乗るときは両手を挙げている男性も多いのではないか。ジャパン少額短期保険(東京都千代田区)は電車などで痴漢に間違われた時に弁護士にすぐに助けを求めることができる弁護士保険を発売した。事前に携帯電話やスマートフォンに利用画面を登録しておくと、緊急時にボタンを押すだけで対応可能な弁護士と連絡がとれる。同社によれば、業界でも珍しいという。
痴漢は間違って捕まっても初動を誤れば、無実を証明することは極めて難しい。同社の担当者は、「当社で調べた限り、業界では初めてでは」と語る。男性サラリーマンの強い味方になる商品が遂に登場した!?
「痴漢冤罪ヘルプコール」は携帯やスマホにあらかじめ登録していた利用画面を押すと、登録弁護士の携帯やスマホにメールが一斉発信される。受け取ったメールを見て、対応可能な弁護士がボタンを押すと契約者にメールが返信され、弁護士に電話をする仕組み。利用可能時間は平日午前7時~10時と17時~24時。
保険料は月払いで590円、年払いで6400円。事件発生後48時間に発生した弁護士の相談料、接見費用も補償する。離婚問題、遺産相続、近隣問題、欠陥住宅など生活の悩みを弁護士に無料で相談することもできる。
弁護士保険は主に自動車保険の特約として販売されている。同社では自動車を保有しない人でも加入できるように個人賠償責任保険の特約の位置づけになる。
今回の保険の商品化は今年2月に日本少額短期保険協会が実施した「第1回保険おもしろミニ保険大賞」の結果を反映した。東京都の57歳の男性が「痴漢と誤解され、裁判にかけられたり、刑罰を受けることになってしまった場合に弁護士費用や裁判費用を補償する保険」を提案、佳作に選ばれたという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150911-00010000-newswitch-bus_all
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