【北京時事】中国の習近平国家主席(共産党総書記・中央軍事委員会主席)が「航天(宇宙)部隊」の創設や、陸、海、空軍と第2砲兵(戦略ミサイル部隊)の統合運用体制の構築、現地方区分「7大軍区」の「4大戦区」への改編などを柱とする軍の大規模改革を検討していることが7日、分かった。
複数の共産党筋が明らかにした。
南シナ海、東シナ海で日米などとの対立が先鋭化する事態を想定し、従来の陸軍中心の戦闘・防衛体制を海・空軍重視へと転換させる方針だ。
現在の人民解放軍は中央軍事委員会の指揮の下、総参謀部(作戦指揮・情報)、総政治部(政治工作・人事)、総後勤部(補給)、総装備部(調達)の「4総部」体制。その下に陸軍が主導する7大軍区と海、空軍、第2砲兵が置かれている。
新設の「航天部隊」に関しては、空軍の管轄下に置かれるという情報と、空軍と一体化して「航空航天軍」(空天軍)に再編されるとの見方がある。宇宙分野の主導権争いを視野に置いた戦略の強化により、日米などの中国脅威論が一層高まるのは必至だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150908-00000006-jij-cn
きもい
0 件のコメント:
コメントを投稿