マッチングアプリで知り合った女性医師に結婚後の税金対策などと嘘を言って700万円を騙し取った疑いで元保険会社社員の32歳の男が逮捕された。

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宮山翔吾容疑者(32)は2020年、当時交際していた医師の女性に「結婚後の税金対策として債券を購入してほしい」などと嘘を言って700万円を騙し取った疑いが持たれている。

宮山容疑者は「祖父は資産家で不動産を国内外に持っていて、石油関係の仕事でサウジアラビアにいる」「私は慶應大学を卒業していて、(渋谷区の高級住宅街)松濤にも土地があり将来一緒に住めるように新築の家を建設中。結婚後の贈与税や相続税への対策として、実家に1000万円を入れてもらいたい」などと嘘をついて実際には別の女性と交際していたとみられている。

宮山容疑者は調べに対し、容疑を認めていて、「他の女性医師など10人くらいから1億円ほどを騙し取った」と供述しているという。