2024年8月16日金曜日

給排水設備工事のアクア(宇都宮)に破産開始決定 需要減、外注費用圧迫など影響

 帝国データバンク宇都宮支店は15日、給排水・衛生設備工事のアクア(宇都宮市白沢町)が宇都宮地裁から破産手続きの開始決定を受けたと発表した。7月29日付。負債総額は推定4千万円。


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 帝国データバンク宇都宮支店によると、アクアは2018年設立。一般住宅、集合住宅などの上下水道設備を中心に、各種水回り工事を請け負っていた。近隣の中堅規模のハウスメーカーを顧客にしていたほか、小口工事にも対応していた。


 しかし昨今の物価高を背景に、需要は減少傾向が続き、安定した受注に恵まれず、年商規模は3千万円〜4千万円ほどにとどまっていた。外注費用の圧迫もあって採算は維持できず、今年6月末までに事業存続を断念したという。

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