業務スーパー 神戸物産 ケヒコ 労働組合

 食材販売店「業務スーパー」を全国で展開する神戸物産（兵庫県加古川市）が、道内で7店を運営するケヒコ（横浜、7月30日に破産手続き開始決定）にフランチャイズ契約の解除を通知したことが1日、分かった。店舗の即時閉店も要求。ケヒコの従業員が加入する労働組合は給与の原資を確保するためとして、店舗の営業を続けてきたが、通知を受け、7店とも1日から休業した。現時点で再開のめどは立っていない。

　通知は7月30日付。神戸物産は契約解除の理由を「ケヒコが破産を申請したことが、報道などで明らかになったため」と説明。今後の店舗の扱いなどについては「答えられない」としている。