ＳＮＳ型詐欺グループか 中国人会社員を逮捕 滋賀県警

 先月（６月）、埼玉県の会社員から現金をだまし取った疑いで逮捕された中国籍の会社員が、ＳＮＳで知り合った福岡県の女性から現金５０００万円あまりをだまし取ったとして、１１日、詐欺の疑いで再逮捕されました。

再逮捕されたのは、大阪・生野区に住む中国籍で２７歳の会社員の女です。

警察によりますと、容疑者は去年７月から１０月にかけて、別の人物と共謀し、貿易会社の経営者を装ってＳＮＳで知り合った福岡県に住む４０代の看護師の女性に恋愛感情を抱かせた上で、うその仮想通貨の投資名目で現金５０００万円あまりをだまし取ったとして詐欺の疑いがもたれています。

警察の調べに対し「初めて聞いたので分かりません」と、容疑を否認しているということです。

容疑者は、ＳＮＳやマッチングアプリで知り合った相手に投資を持ちかけて現金をだまし取る詐欺グループの一員とみられ、警察は余罪についても調べています。