突然“投資グループのLINE”に招待…SNS型投資詐欺で詐欺Gの男1人を新たに逮捕 被害総額は全国で5億円超か 警視庁

 SNSでウソの投資話を持ちかけて茨城県内の男性からおよそ2500万円をだまし取った、いわゆる“SNS型投資詐欺”の詐欺グループ5人が逮捕された事件で、警視庁は別の男性などから金をだまし取ったとして、新たに男1人を逮捕しました。

詐欺の疑いで新たに逮捕されたのは、▼中国籍の李宇晨容疑者（34）で、同じく再逮捕された▼東京・台東区の鷹野由美子容疑者（57）ら5人とともに、おととしから去年の間に奈良県の男性など男女4人にSNSでウソの投資話を持ちかけ、あわせておよそ8000万円をだましとった疑いがもたれています。

警視庁によりますと、李容疑者らは被害者の男女4人をそれぞれLINEグループに招待し、「投資の専門家」をかたって「株取引きで資金が倍になるキャンペーンを実施中です」「利益を倍にしましょう」などと書き込んでいました。

これに応じると、専用アプリに誘導。架空の取り引き画面で利益が出ていると見せかけ、更に投資させる手口で金をだまし取っていたということです。

李容疑者ら6人は在留中国人を中心とした詐欺グループの「現金引き出し役」とみられていて、被害総額は5億円以上にのぼるとみられています。