2024年7月19日金曜日

“SNSで偽の逮捕状 うその電話” 9900万円の詐欺被害

 茨城県阿見町の30代の男性が、警察官などを名乗る男からのうその電話を信じて現金9900万円をだまし取られました。

男性は、偽の逮捕状を示されたということで、警察は警察官などをかたって現金をだまし取る詐欺に注意するよう呼びかけています。


警察によりますと、今月7日、阿見町の38歳の男性の携帯電話に奈良県の警察官を名乗る男から「逮捕状が出ている。今すぐ出頭できるか」などと電話がありました。

その後、奈良県の検察官を名乗る男が電話に出て、LINEの指定されたアカウントに登録するよう指示され男性が登録すると偽の「逮捕状」などの画像が届いたということです。

そして、検察官を名乗る男から、「マネーロンダリング事件で捕まった人があなたのキャッシュカードを持っていた。捜査をしなければならないが保釈金を支払えば逮捕しない」などのメッセージが届き、男性は、14回にわたってあわせて現金9900万円を振り込みだましとられたということです。

警察によりますと、偽の逮捕状には、男性が電話でやりとりした際に伝えてしまった名前や住所が記載されていたため、男性は、動揺してしまい信じてしまったということです。

茨城県警察本部は、SNSで逮捕状などの書類を送ることはないとしてSNSなどでお金の話をされたら警察に相談するよう呼びかけています。

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