2024年7月19日金曜日

四国銀行から融資金4000万円だまし取る 破産した会社の元社長ら詐欺容疑で逮捕 兵庫県警

  四国銀行(高知市)から融資金4千万円をだまし取ったとして、兵庫県警捜査2課は21日、詐欺の疑いで、同県西宮市の会社員の男(36)ら3人を逮捕した。同課は3人の認否を明らかにしていない。男は事件当時、同県宝塚市の自動車販売・整備会社「FATE(フェイト)」の代表取締役社長だったが、同社は融資後の21年7月、神戸地裁伊丹支部に破産を申し立てていた。


 ほかに逮捕されたのは、フェイト社元総務部長で、会社役員の男(35)=大阪府茨木市=と、税理士法人職員の男(40)=大阪府吹田市。


 逮捕容疑は、3人は共謀して、フェイト社名義で四国銀行尼崎支店に仕入れ資金名目の融資を申請。粉飾した決算報告書を提出するなどし、21年2月、融資金4千万円をだまし取った疑い。



 同課などによると、会社役員の男は同社取締役で経理部門の責任者を務め、40歳の男は同社と契約していた税理士法人の職員として、同社決算書類などを作成する業務を担当していた。


 帝国データバンク神戸支店(神戸市中央区)によると、同社の負債額は約29億円。会社員の男は20年から1年間、神戸青年会議所(JC=同区)の理事長を務めていた。

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