2015年6月22日月曜日

戦後70年談話の閣議決定見送り案、官房長官「何も決まっていない」

安倍晋三首相は夏に発表する戦後70年談話の閣議決定を見送る方向で調整に入った。政府筋が22日、明らかにした。首相は先の大戦に関する「おわび」や「植民地支配と侵略」の表現を談話に盛り込むことに否定的な立場を取っている。公式色を薄めて首相の個人的見解の色合いを濃くし、中韓両国に一定の配慮を示す狙いがあるとみられる。談話発表を終戦記念日の8月15日より前倒しすることも検討する。

http://jp.reuters.com/article/kyodoPoliticsNews/idJP2015062201001625


第二次世界大戦、大東亜戦争とはいったいなんだったのだろうか。
日本は諸外国を戦争に巻き込み、多大な損害を与えた、これは真実だと思う。
中には、植民地化されていた諸外国を解放したという側面はある。その国民に対して高度な教育を与えたという側面もある。

もちろん、ふがいない韓国・中国にいらだちを感じていたこと、ABCD包囲網が完成していたこと、ハルノートが突き付けられたことなど、日本が戦争を決断せざるを得ない事情はあった。

しかし、大局的に見れば多大な損害を与えたというものではないだろうか。

また、アメリカが大量破壊兵器である原爆を実戦投入し、ヒロシマ・ナガサキの多くの非戦闘民・市民が殺害され、重大な後遺症に苦しめられたこと、東京裁判が裁判という名にふさわしくない勝者によるリンチにすぎないこと、ロシアが急遽宣戦布告し、北方領土を占領し、今も不法占拠が続いていること、戦後の中国や韓国の謝罪要求に多大な疑義を感じざるを得ないことなど、諸外国に正義があるとは考えない。

しかし、たとえそうであったとしても日本に正義はなかった。
戦争とはやるからには勝たねばならない。それに負けた以上、悪なのだ。

日本のほとんど多くの国民(臣民)は諸外国の市民と同様に多くの犠牲を被った。戦闘員も含めて哀れな犠牲者だと思う。

安倍首相がどのような談話をしようとするのかまだわからないが、安倍総理のこれまでの言動からすれば、一方的な右翼的な愛国的な内容になりそうな気がする。


正直、安倍の行動が日本を、そして世界をよくするとは思えない。
彼の努力は経済政策だけにしてほしいな。

0 件のコメント:

コメントを投稿

/*ツイッター用*/