2024年10月8日火曜日

ロマンス詐欺救済巡り非弁提携、起訴の弁護士に保全命令

大阪弁護士会所属の弁護士、川口正輝被告(38)が、恋愛感情を利用して金銭をだまし取る「ロマンス詐欺」の被害救済を名目に、広告会社に名義を貸して法律事務を行わせたとして、弁護士法違反罪(非弁提携)で起訴されました。大阪地裁は28日までに保全命令を発令しました。破産手続きが申し立てられたと大阪弁護士会が明らかにしました。保全命令は特定の被害者への弁済を禁じる内容で、大阪弁護士会が申し立てました。

今後、破産手続きが正式に開始されると、川口被告は弁護士資格を失います。起訴状によると、川口被告は2022年12月から2023年7月にかけて、弁護士資格のない広告会社の代表者に名義を貸し、ロマンス詐欺の被害者17人から法律相談や事務を引き受けさせたとされています。

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