2024年10月5日土曜日

現職の県議(当時)が逮捕された妻殺害事件 10月16日に初公判 逮捕前「早く真相を知りたい」と語っていた被告は無罪主張の方針 県議会開会中に議員宿舎と自宅を移動で犯行?

現職の県議が殺人容疑で逮捕…初公判へ

2021年9月に長野県塩尻市の自宅で妻を殺害したとして、逮捕・起訴された元長野県議会議員の丸山大輔被告(50)の裁判員裁判が10月16日に開始されます。

事件の概要

2021年9月29日午前6時45分ごろ、塩尻市の住宅を兼ねた酒蔵の1階事務所で、当時塩尻市区選出の県議であった丸山大輔氏の妻、希美さん(当時47歳)が倒れているのが発見され、その場で死亡が確認されました。希美さんの首には絞められたような跡があり、現場には土足で侵入した痕跡が残っていたことから、長野県警は殺人事件として捜査本部を設置しました。

事件発生から1年2か月後の2022年11月28日、警察は妻を殺害した容疑で丸山県議を逮捕し、12月20日に検察が殺人罪で起訴しました。起訴状によれば、丸山被告は2021年9月29日午前1時44分から午前3時4分までの間、自宅で希美さんの首を何らかの方法で圧迫し、窒息死させたとされています。

事件当日の動き(関係者や本人への取材)

丸山大輔元県議は、塩尻市区選出で2回当選し、実家の酒蔵の代表も務めていました。事件当時は9月県議会定例会の会期中でした。関係者や丸山被告自身によれば、彼は28日の夜、長野市内で同僚の県議と食事をしており、市内の議員宿舎に泊まったとされています。希美さんの死亡連絡は議員会館で受けたとされています。

事件後の対応

2021年11月

事件の約1か月半後に行われた妻・希美さんの告別式で、丸山被告は次のように述べました。 「捜査が入り、現場検証に17日間もかかりました。希美さんがこんなに多くの人に愛されていたのだと実感しています。子どもたちが普通に学校に行けているので、その点では助かっています」

2022年1月

事件から3か月後の取材では次のように語りました。 「当夜は同僚と会食をしていて、宿舎に泊まっていました。朝、知らせを受けました」

2022年9月

事件から1年を迎える前に丸山被告は語りました。 「犯人がどんな心境でこのようなことをしたのか、早く真相を知りたい」

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