2024年10月5日土曜日

逮捕の最上孝弘容疑者(55)は暴力団住吉会系組織のリーダー格「みかじめ料」のやり取りの疑いで男4人を送検 元風俗店従業員女性に中絶を強要した事件の捜査で発覚 仙台

仙台市の国分町で暴力団の幹部を含む4人が「みかじめ料」のやりとりを行ったとして逮捕された事件に関連し、警察は3日に仙台にある組事務所を家宅捜索しました。警察は、暴力団が組織的に関与している可能性が高いと見て捜査を進めています。

逮捕されたのは、暴力団住吉会系の幹部である最上孝弘容疑者(55)、組員の小倉貴幸容疑者(41)、風俗店経営の高嶋忠夫容疑者(45)、そして風俗店従業員の渡部源喜容疑者(33)の4人です。彼らは、仙台地方検察庁に送致されました。

最上容疑者らは、今年の4月頃、仙台市青葉区の国分町で暴力団排除特別強化地域に指定されている場所で、「みかじめ料」として現金2万円から5万円をやり取りした疑いがあります。この地域は、昨年7月の条例改正により強化地域に指定されており、これに基づいて今回の摘発が行われました。

実は、最上容疑者らの3人は9月に元風俗店従業員の女性に中絶を強要した疑いで逮捕され、その捜査の過程で今回の「みかじめ料」のやりとりが発覚しました。最上容疑者は、県内で最も大きな組織を持つ住吉会系の組織のリーダー格で、警察は暴力団の組織的な関与について詳しく調査しています。

現在、警察は捜査に支障をきたす可能性があるとして、4人の認否については公表していません。

これまでの捜査において、国分町などが強化地域に指定されてから「みかじめ料」に関連する摘発は3件目となります。

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