2021年9月4日土曜日

デジタル庁 デジタル監 石倉洋子 PIXTA gettyimages ピクスタ 著作権違反 利用規約違反 パクり

 9月1日に発足したデジタル庁で事務方トップ「デジタル監」を務める石倉洋子さんの公式サイトが3日正午すぎ、「メンテナンス中」として非公開になった。Twitterも一時、鍵付きアカウントとなり、フォロワー以外は閲覧できなくなっていた。【安藤健二・ハフポスト日本版】


【石倉洋子さんの謝罪ツイート】


石倉さんの公式サイトをめぐっては「商用画像を不正に利用しているのでは?」という声がSNS上で相次いでおり、画像提供会社の役員から「弊社の利用規約違反」と指摘されていた。


■石倉さんの公式サイトをめぐる経緯は?

非公開になっていた「デジタル監」石倉洋子さんのTwitter


石倉さんの公式サイトに掲載された複数の記事で、「PIXTA」「gettyimages」といったサービスの有料画像素材が、サンプル用の透かし文字が入った状態で使われており、「商用画像を不正に利用しているのでは?」という声がSNS上で相次いでいた。


3日午前8時12分、「PIXTA」を運営するピクスタ株式会社執行役員の伊藤遼さんが石倉さんにTwitter上で問い合わせをした。「弊社の利用規約違反」として、「画像を正規にご購入頂いているかも含め経緯の確認と、適切な画像の利用方法をご案内したく、DM等でご連絡いただけないでしょうか」と石倉さんに問いかけていた。


これを受けて、石倉さんは午前10時50分に「全く私の不注意でした。お詫びします。大変申し訳ありませんでした。至急対応いたします」と謝罪ツイートをした。


その後、午前11時30分ごろに全ツイートが非公開となった。正午すぎには、公式サイトもメンテナンス状態となり、閲覧できなくなった。


■ピクスタ株式会社のコメントは?

ピクスタ株式会社の広報担当者は、ハフポスト日本版の取材に対し、石倉さんへの今後の対応について、以下のようにコメントした。


「まずは、ご本人に、事実・経緯の確認を行うこと、画像を取り下げていただくことです。購入していたが、サンプル画像と本番画像を差し替えるのを失念してしまったなどのケースも想定されますし、購入についても、著名かつ多忙な方なので、もしかしたらご本人でなくともたとえば秘書の方などが購入している場合もあり、現状では、なんとも言えないので、ご本人と連絡をとった上で、事実確認を行いたいと思います」

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