2021年9月9日木曜日

デジポケ 矢萩卓 自己破産 仮想通貨交換業 ウォレット事業 改正資金決済法 負債 粟田口太郎

 (株)デジポケ(TDB企業コード:396018676、資本金5000万円、東京都港区浜松町1-10-8、代表矢萩卓氏)は、6月22日に東京地裁へ自己破産を申請し、8月27日に同地裁より破産手続き開始決定を受けた。


 破産管財人は、粟田口太郎弁護士(東京都千代田区大手町1-1-1、アンダーソン・毛利・友常法律事務所外国法共同事業)。


 当社は、2016年(平成28年)5月に仮想通貨交換業を目的に設立。会員向けに暗号資産のウォレット事業(預かりサービス)を手がけていたなか、その後、2017年4月の改正資金決済法の施行により同年9月30日をもって仮想通貨交換業を廃止していた。


 しかし、2019年5月に再び資金決済法が改正され、暗号資産の預かり事業においても、金融庁の許認可が必要となったが、許認可の取得のメドが立たないなか、預かり金の返還ができなくなったことで、今回の措置となった。


 申請時の負債は債権者約2000名に対し約101億円だが、今後変動する可能性がある。なお、問い合わせ専用ダイヤルは0120-401-418。

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