2015年12月11日金曜日

JRの建設中の摩耶駅で足場崩れる 神戸

11日午後、神戸市灘区に建設中のJRの駅の工事現場で、足場が崩れ、付近を走っていた2本の電車が緊急停止しました。JRによりますと、乗客のうち5人が気分の不良を訴えて病院に運ばれたということです。
JR西日本によりますと、11日午後1時ごろ、神戸市灘区の東海道線にある建設中の摩耶駅の工事現場で、建物を取り囲んでいる足場が崩れました。
この影響で付近を走っていた2本の列車が緊急停止し、その後、列車の乗客は線路に降りて、歩いて駅のホームに移動しました。
JRによりますと、2本の列車には合わせて1400人ほどの乗客が乗っていて、このうち5人が気分の不良を訴えて病院に運ばれたということです。
また、この影響で現在、東海道線と山陽線は甲子園口駅と西明石駅の間の上下線で運転を見合わせています。
気象台によりますと神戸市では風の強い状態が続き、午後1時ごろには21.8メートルの最大瞬間風速を観測していて、警察は、強風を受けて足場が崩れたとみて詳しい状況を調べています。
この電車に乗っていた男性は、電話での取材に対し、「乗っていたのは姫路行きの新快速で、摩耶駅の付近で『緊急停止する』とアナウンスがあった。前のほうの車両に行ってみたら、金属製の足場が電車のすぐ近くに落ちていた。間一髪だったと思う」と話していました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151211/k10010337741000.html


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