2020年東京五輪・パラリンピックの大会エンブレムが白紙撤回された問題で、大会組織委員会の調査チームは18日、旧エンブレムの1次審査で投票を意図的に操作する不正があったとする調査結果を発表した。
2次審査以降は適切に行われ、最終的に選ばれた佐野研二郎氏の作品の選考に影響はなかったとしている。
調査チームによると、104作品のエンブレムの応募があり、1次審査は各20票を持つ8人の審査委員が、優れた作品に票を投じ、2票以上の作品が2次審査に進む仕組みだった。
審査委員代表の永井一正氏らは、事前に参加要請をしていた8人のデザイナーの作品を自動的に2次審査に進ませる方針だったが、1次審査の途中で2人の作品で票の不足が分かり、組織委のマーケティング局長とクリエイティブディレクターが永井氏に相談。永井氏は自分の持ち票を2作品に投じ、8作品は全て1次審査を通過したという。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20151218-OYT1T50135.html?from=tw
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