ロンドン北東部の地下鉄レイトンストーン駅構内で5日午後7時すぎ、男がナイフで周囲の人を次々と刺し、1人が重傷、2人が軽傷を負った。容疑者は駆けつけた警察官に逮捕された。英スカイニュースは、目撃者の話として、男が犯行前に「これはシリアのためだ」と叫んだと報じた。
ロイター通信などによると、被害者はのど付近を切られるなどしたが、命に別条はないという。男はまもなく警察官にスタンガンで制圧された。詳しい動機は分かっていない。
ロンドン警察のテロ対策部隊の司令官は、「我々はテロ事件として扱っている」と述べ、市民に冷静な対応と警戒を呼びかけた。英国は昨年8月、国内のテロ警戒レベルを5段階で上から3番目の「重大」から2番目の「深刻」に引き上げた。11月のパリ同時多発テロ事件後はいっそう警戒を強めている。(パリ=渡辺志帆)
http://www.asahi.com/articles/ASHD62TF4HD6UHBI002.html
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