2015年12月22日火曜日

全国で違憲訴訟提起へ=安保法制反対の弁護士ら

 安全保障関連法は違憲だとして、弁護士らでつくる「安保法制違憲訴訟の会」が21日、安保法制に基づく自衛隊出動の差し止めや平和的生存権の侵害による国家賠償を求める訴訟を全国の地裁で起こすと発表した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151221-00000102-jij-soci

裁判的には全く無駄だろう。
ただ、民事訴訟法の紛争管理権的発想というか、手続き保障説的発想というか、こういう訴訟を提起することで社会に対して問題提起をし、そして市民の関心・支持を集め、政治的に民主主義のプロセスの中で彼らの想定する正義を実現するということは十分考えられることだ。
それは訴訟の本来の性質・趣旨とは異なるはずだが、異なるのだと断言することができないような理論っとしての紛争管理権、手続き保障説は有意義だと思う。
昨今社会全体が右翼化しているこの状況で一石を投じる動きにつながってほしい。

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