2024年9月6日金曜日

契約通りに外壁塗装工事せず、代金だまし取る 姫路のリフォーム会社社長ら3人を容疑で再逮捕

 外壁塗装工事を契約書通りにせずに代金をだまし取ったとして、兵庫県警組織犯罪対策課と加古川署などは5日、詐欺容疑で、姫路市のリフォーム会社「ブルーミングホーム」社長の男(28)ら3人を再逮捕した。県警の調べに、男は「塗装剤の一部は使用の判断を現場の施工会社に任せているので分かりません」と話しているという。

【写真】4800万円の注文住宅「とにかく明るいリビングを」が裏目に…150万円で設置した自慢の大型窓をめぐり後悔  3人の再逮捕容疑は、2021年6月ごろ、鳥取県の男性(48)宅を訪問して「特殊なコーティング剤で工事をすれば20年はきれいな壁のまま」などと説明し、契約書を締結。下請けの施工会社に一部のコーティング剤を使用せずに工事をさせ、137万円を詐取した疑い。  組織犯罪対策課によると、県警が押収したブルーミングホームの帳簿類などを分析したところ、19~22年度、鳥取と兵庫、大阪、岡山、愛媛、山口の計6府県で外壁工事を約350件受注し、約4億9千万円の売り上げがあったという。  県警は8月20、21日、岡山県の男性(45)から同様の外壁塗装工事で125万円をだまし取った詐欺容疑で3人を逮捕。交流サイト(SNS)などでつながる「匿名・流動型犯罪グループ」に関与している疑いがあるとみて、金銭の流れなどを調べている。

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