2022年3月2日水曜日

ウクライナ ロシア 戦争 停戦 交渉 EU加盟

 ロシアとウクライナによる停戦協議は、交渉を継続することが決まりました。ロシア国営通信によりますと、2回目の停戦交渉は2日に行われる可能性があるということです。そして、停戦協議中にもかかわらず、ウクライナ第2の都市ハリコフでは、ロシア軍による攻撃が激化しています。


◆ロシア情勢に詳しい防衛省防衛研究所の兵頭慎治さんに聞きます。


(Q.ロシア軍のウクライナ第2の都市ハリコフへの攻勢をどう見ますか)


兵頭慎治さん:「ハリコフは、日本で例えると大阪にあたります。ソ連時代も、モスクワ、レニングラードに次ぐ、第3の工業都市でした。ロシアは今回の軍事侵攻で、首都キエフとハリコフを掌握して、ゼレンスキー政権の打倒に向けて着実に侵攻を進めているとみています」



ウクライナ側の要求は「即時停戦」と「ウクライナ領土からのロシア軍の撤退」。それに対し、ロシア側は「ウクライナの中立化と非武装化」を要求しました。


最初の停戦協議後、ウクライナ側は「交渉は難しいが、ロシアからの“最後通牒”はなかった」と指摘。一方、ロシア側は「いくつかの点では共通の立場を見出した」と述べています。


さらに、プーチン大統領は、フランスのマクロン大統領との電話会談で「クリミアでのロシア主権の承認」を付け加えた。一方、ゼレンスキー大統領は、EU(ヨーロッパ連合)への加盟申請書に正式署名しました。

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