2024年8月31日土曜日

運送業の山吹商事(栃木)が事業停止、自己破産申請へ 受注不振で資金繰り厳しく

 帝国データバンク宇都宮支店は29日、一般貨物自動車運送業の山吹商事(栃木市藤岡町大前)が事業を停止し、自己破産申請の準備に入ったと発表した。負債総額は、2023年12月期末時点で約4億4500万円。

 帝国データバンク宇都宮支店によると、山吹商事は1999年設立。大型トレーラー、各種トラックなど約50台を使い、北関東エリアを中心に輸送サービスを展開していた。顧客は運送会社が中心で、輸送の下請け受注が大半を占めていた。品目は日用雑貨、飲料水などから電線コイル、住宅資材など幅広く対応していた。

 しかし価格競争が激化する中、顧客の動向も流動的になり、リーマン・ショックなどの環境悪化もあって業容は縮小傾向にあった。車両台数を減らすなどして受注量に応じて体制を変化しながら事業を進めたが、人身事故の発生や運転者に対する指導、監督義務違反などの行政処分も発生するなど、対外信用の失墜が表面化し、受注不振につながった。資金繰りが厳しい中、新型コロナウイルス融資返済のめども立たず、8月26日までに事業を停止したという。

ホテル大観の運営会社 コロナ打撃受け倒産 事業は保全管理人のもと継続する見通し 岩手・盛岡市

 盛岡市の宿泊施設「ホテル大観」を運営している会社が30日、東京地裁に破産の申し立てを行いました。事業は保全管理人のもと継続する見通しです。


【写真を見る】ホテル大観の運営会社 コロナ打撃受け倒産 事業は保全管理人のもと継続する見通し 岩手・盛岡市


代理人弁護士や東京商工リサーチ盛岡支店によりますと、破産開始手続きの申し立てをしたのは旅館業を営む盛岡市繋の「大観」で、負債総額はおよそ12億8000万円です。


大観は盛岡つなぎ温泉で2番目の客室数を誇る宿泊施設「ホテル大観」を運営していますが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で団体客が激減して業績が大幅に落ちこみ、コロナ禍では3期連続で1億円以上の赤字を計上していました。

コロナが5類に移行した後も業績の回復を図ることができず、自立再建を断念したということです。

代理人弁護士によりますときょう付けで東京地裁に破産開始手続きの申し立てを行っていて、ホテルの営業とパートを含む従業員88人の雇用は継続する方向です。


今後は旅館やホテルの再生を専門とする官民ファンドでの事業を承継を目指すということです。

ビデオ通話で「逮捕状」見せられ7000万円詐欺被害 横浜

 神奈川県警神奈川署は29日、横浜市の40代男性が警察官を名乗る男らから約7000万円をだまし取られたと発表した。ビデオ通話で「逮捕状」と書かれた用紙を見せられて信じ込んでしまったという。署は詐欺事件として捜査している。


 署によると、7月29日、男性の元に「+1」の番号から始まる国際電話があった。大阪府警の警察官を名乗る男から「あなたの銀行口座が詐欺に使われた。犯人グループからお金をもらっていないか調査したい」と言われ、無料通信アプリ「LINE(ライン)」に誘導された。

「個人情報悪用で200人被害」弁済名目で700万円送付させる 特殊詐欺受け子の57歳男逮捕

 岐阜県警高山署と県警組織犯罪対策課は30日、詐欺の疑いで、住所不定、無職の男(57)を逮捕した。


 逮捕容疑は、仲間と共謀して今月7日~16日の間、氏名不詳者が日本セキュリティ協会職員などを装い、高山市の70代のアルバイト女性に「あなたの個人情報が漏れている」「あなたの個人情報が利用され、200人以上に被害が出ている」などとうその電話をし、被害弁済名目で現金700万円を東京都内のアパートに宅配便で送付させ、17日に容疑者が現金をだまし取った疑い。


 署によると、19日に高山市内の金融機関から「高額の現金を引き出そうとしている」と署に通報があり、駆けつけた警察官が女性から事情を聞き、被害を確認。容疑者は特殊詐欺の「受け子」役とみられる。

2024年8月30日金曜日

SNS型投資詐欺事件で新たに1人逮捕 逮捕者は97人に

 SNSで投資に関する商材の購入などを持ちかけ、現金をだまし取ったなどとして大阪に拠点を置く2つのグループの96人が逮捕された事件で、警察は1つのグループのリーダー格とみられる20代の容疑者を新たに詐欺未遂の疑いで逮捕しました。


逮捕されたのは、大阪・西区の無職、大宮粋奈容疑者(23)です。

警察によりますと、ことし6月から7月にかけて、SNSを通じて20代の会社員の男性に投資に関する商材の購入などを持ちかけ、現金110万円余りをだまし取ろうとしたとして詐欺未遂の疑いが持たれています。

この事件では、大阪・中央区と西区のビルに拠点を置いていた2つのグループの男女あわせて96人がこれまでに詐欺や詐欺未遂の疑いで逮捕されていて、逮捕者はこれで97人となりました。

警察によりますと、大宮容疑者は1つのグループのリーダー格とみられ、中央区の拠点で金の管理や新人教育などを担当していたほか、京都市内にあった別の拠点にも出入りしていた疑いがあるということです。

2つのグループは為替相場などが高くなるか低くなるかを二者択一で予想する「バイナリーオプション」と呼ばれる金融商品を勧めるなど手口がよく似ていて、警察は被害額はあわせて10億円前後に上るとみて調べています。

容疑者の認否については明らかにしていません。

観光客を連れ去りコンテナに監禁した疑い 暴力団組員ら7人を逮捕 沖縄・八重瀬町

  観光客の20代男性をコンテナに監禁したとして、那覇署と沖縄県警組織犯罪対策課は27日、指定暴力団旭琉會二代目沖島一家と功揚一家の構成員ら計7人を監禁の疑いで現行犯逮捕した。県警は捜査に支障があるとして認否を明らかにしていない。男性はけがを負い、本島南部の病院に搬送された。命に別条はない。

所持金約20円の36歳男 ラブホテルでビールやから揚げなど注文し休憩したか…詐欺容疑で現行犯逮捕

 27日、北九州市小倉北区のラブホテルで、代金を支払う意思も能力もないにも関わらず、部屋に入室し休憩と飲食をしたとして、36歳の無職の男が現行犯逮捕されました。

【写真を見る】所持金約20円の36歳男 ラブホテルでビールやから揚げなど注文し休憩したか…詐欺容疑で現行犯逮捕 27日14時半ごろ、北九州市小倉北区日明にあるラブホテルで、従業員から「入室の男性1名、部屋代と飲食代の所持金を持ち合わせていない」と警察に通報がありました。 警察が現場に駆け付け、男に話を聞いたところ、所持金が約20円しかなく休憩代金と飲食代金を支払う意思も能力もないにも関わらず、部屋に入り休憩と飲食をしたことを認めたため、男を現行犯逮捕しました。 詐欺の疑いで現行犯逮捕されたのは、住居不定・無職の竹尾謙容疑者(36)です。 警察によりますと、竹尾容疑者は、部屋でビール・チューハイ・から揚げなどを注文。飲食と休憩をして窓から逃走を図りましたが、窓に鉄格子がついており逃走することができなかったとみられています。 その後、部屋から逃走できなくなった竹尾容疑者がホテルの従業員に「お金を持っていません。警察に通報してください」などと申し出たことから従業員が警察に通報したということです。 取り調べに対し、竹尾容疑者は容疑を認めているということです。

海外の女性名乗る者から投資話…80代男性が5400万円の詐欺被害 SNSを使った“ロマンス詐欺”か

 石川県金沢市に住む80代の男性がSNSを通じて出会った女性を名乗る者から現金5400万円をだまし取られる詐欺被害に遭ったことが分かりました。


警察によりますと金沢市に住む80代の男性は7月14日にSNSを通じて知り合った海外に住む女性を名乗る者からメッセージアプリで金への投資話を持ちかけられました。誘いを受けた男性は7月2日、投資資金として銀行の窓口から400万円を相手の指定する口座に振り込んだほか、相手から「3400万円を振り込んで儲かった」などとメッセージを受けて8月15日にはさらに5000万円を振り込んだということです。


総額5400万円の詐欺被害は県内で今年確認されている中では最も高い金額です。県内では他にもSNSを使ったロマンス詐欺や投資詐欺の被害が相次いでいて警察は、投資や儲け話の勧誘にはまず詐欺を疑うよう注意を呼びかけています。

逮捕された「テレグラム」の創設者をパリ検察が起訴 出国禁止など条件付きで釈放 パベル・ドゥロフ

 児童ポルノの拡散などの犯罪を助長した疑いで逮捕された通信アプリ「テレグラム」の創設者をパリ検察庁が起訴し、出国禁止などの条件付きで釈放しました。

パリ検察庁は「テレグラム」の創設者でCEOのパベル・ドゥロフ被告(39)を、「テレグラム」の運営を通じて児童ポルノの拡散や麻薬取引、詐欺、資金洗浄といった組織的な犯罪を助長した罪などで28日に起訴しました。 ドゥロフ被告は、500万ユーロ=日本円でおよそ8億円の保証金の納付に加え、週2回の警察への報告義務、フランスから出国しないといった条件で、釈放されたということです。 ロシア出身でフランスの国籍も持つドゥロフ被告は24日、アゼルバイジャンからパリ近郊の空港にプライベートジェットで到着した際に、警察に逮捕されました。

老舗百貨店「中三」きょう事業停止で営業終了 破産手続き開始

 弘前市にある創業128年の老舗百貨店「中三」は、業績の悪化を止められず、事業の継続が難しくなったとして、29日付けで事業を停止して営業を終了し、青森地方裁判所弘前支部から破産手続きの開始決定を受けたと発表しました。


「中三」は、明治29年に五所川原市で呉服店として創業したあと、百貨店事業を営み、弘前市の店舗は昭和37年に開店しました。

県内のほか、岩手県と秋田県でも事業を展開していましたが、大型ショッピングセンターの進出などを背景に業績の悪化が続きました。

平成23年には民事再生法の手続きを申請するなど、経営再建を目指してきましたが、5年前に青森市の店舗も閉店し、弘前店のみの営業になっていました。

こうした中、29日、「中三」は「業績の悪化を止めることができず、これ以上の事業継続は困難だと判断した」として、29日付けで事業を停止して弘前店の営業を終了し、青森地方裁判所弘前支部から破産手続きの開始決定を受けたと発表しました。

負債総額はおよそ9億円にのぼるということです。

弘前店は29日営業しておらず、28日が最後の営業日となり、今後、建物の解体も視野に、跡地の再開発を行う方向で事業者を探しているということです。

老舗和菓子店「松河屋」自己破産申請へ 洋菓子業者などとの競争厳しく 名古屋

 名古屋の老舗和菓子店「松河屋」が事業を停止し自己破産申請の準備に入ったことがわかりました。

 和菓子を製造・販売する名古屋市が本社の松河屋は、江戸末期の1862年創業の老舗で、オリジナル商品を直営店のほか地元愛知県を中心にしたスーパーや百貨店などで販売していました。

 帝国データバンクによりますと、1994年5月期には、年間売り上げ約20億円を計上しましたが、その後、洋菓子を取り扱う業者などとの競争が激しくなって売り上げは徐々に減少し、去年5月期の年間売り上げは約6億円にとどまっていました。

 松河屋は、23日までに事業を停止し、自己破産申請の準備に入ったということです。

 負債は約8億円の見込みです。

SNS型投資詐欺・ロマンス詐欺 栃木県内でも上半期に3億6千万円超えの被害 警察が注意呼びかけ

 栃木県内で今年の上半期に確認されたSNS型の投資詐欺とロマンス詐欺の被害額は、合わせて3億6千万円を超えるなど深刻な状況で、警察は注意を呼びかけています。


県警のまとめによりますと、ことし1月から6月までに県内で確認されたSNS型投資詐欺・ロマンス詐欺の被害は合わせて28件で、被害額はおよそ3億6800万円でした。被害は前の年に比べて14件増え、被害額もおよそ2億3千万円増加しました。


手口別にみると、インターネット上に嘘の投資広告やメッセージを送ってSNSに誘導し、やりとりを重ねて信用させ、最終的に「投資金」や「手数料」といった名目で、ネットバンキングなどの手段により金銭を振り込ませる「SNS型投資詐欺」が16件です。


また、SNSやマッチングアプリを通じて直接会うことなくやりとりを続けて、恋愛感情や親近感を抱かせ金銭をだまし取る「SNS型ロマンス詐欺」が12件でした。


県警はSNS型投資詐欺・ロマンス詐欺の被害が県内で急増したことを受けて、ことし6月に重点抑止犯罪に加えました。これらの手口は、投資や恋愛の話になるためほかの人に相談できない場合や、自覚の無いまま詐欺の被害にあっている場合がほとんどで、県警は一度も会ったことがない人にお金を渡さないことや安易な誘いに乗らないことなどに注意するよう呼びかけています。


一方、上半期に確認された特殊詐欺の被害は58件で、2億7500万円でした。手口別にみると、未払いの料金があるなどとして金銭をだまし取る「架空料金請求詐欺」が最も多い18件で、次いで親族や警察官などを装い、親族が起こした事件・事故に対する示談金を名目に金銭をだまし取る「オレオレ詐欺」が16件でした。被害にあった58人のうち38人が65歳以上の高齢者だったということです。

SNS型投資詐欺で現金537万円被害 那須塩原の会社員男性

 29日、那須塩原市、会社員男性(49)が「現金537万5千円をだまし取られた」と届け出た。那須塩原署は交流サイト(SNS)を悪用したSNS型投資詐欺事件として捜査している。

SNS型投資詐欺、新たに1人逮捕 「打ち子」の教育担当か

 SNSを使った2つの投資詐欺グループが一斉摘発された事件で、大阪府警は27日、大阪市西区の無職、大宮粋奈容疑者(23)を詐欺未遂の疑いで逮捕した。投資勧誘などのメッセージを送る「打ち子」の新人教育や詐取金の管理を担う「金庫番」をしていたとみられる。事件の逮捕者は計97人となった。


逮捕容疑は6〜7月、20代の男性にSNSでメッセージを送り、投資の商材購入名目などで金をだまし取ろうとした疑い。府警は認否を明らかにしていない。


府警は7月、2つのグループの拠点だった大阪市内のビル4カ所を家宅捜索。大宮容疑者は一つのグループで打ち子の教育などを担当し、捜索を受けたビルとは別の京都市内のマンションを拠点に約10人をとりまとめていたという。


これまでに摘発したメンバーの供述などから事件に関与した疑いが浮上した。

「父に投資すれば、儲かる」ビル・ゲイツさんの娘になりすまして…SNS型ロマンス詐欺で46歳無職の女を逮捕 福島

 マイクロソフト創業者のビル・ゲイツさんの娘になりすまし、310万円をだまし取ったとして、46歳の女が逮捕されました。


詐欺の疑いで逮捕されたのは千葉県の無職・川野友子容疑者(46)です。

川野容疑者は2024年4月にFacebook上で、ビルゲイツさんの娘、フィービー・ゲイツさんを名乗り、石川郡に住む60代男性に英語で好意を抱かせるメッセージを送り、「父に投資すれば、儲かる」などとうその投資話を持ちかけ、女性名義の口座に310万円を振り込ませた疑いです。


川野容疑者は「SNSで闇バイトに誘われてやった」などと話し、自分の口座で現金を受けたことを認めているということです。

警察は、指示役などの共犯者がいるとみて、調べを進めています。

【追記あり】「中三」が破産手続き開始決定 「え!?本当…?」市民にもショック広がる 負債総額は現時点で約9億円 今後「建物解体」前提に再開発事業者と交渉【発表内容のほぼ全文あり】

 青森県弘前市で老舗百貨店「中三」を運営する企業が、青森地裁弘前支部に破産手続きの開始決定を申し立て、決定を受けたと発表しました。負債総額は現時点で約9億円としています。


▼煮干し出汁人気のラーメン店経営会社が破産手続き開始決定


中三は、1896年に五所川原市で呉服店として創業し1954年には株式会社化して百貨店の経営に乗り出しました。


1962年の弘前店の開業を皮切りに青森市や五所川原市など県内のほか、岩手県や秋田県にも進出していました。1998年8月期には415億円の売上を計上していました。


ただ、ショッピングセンターとの競争激化などによる規模の縮小などのため2010年ごろには売り上げは185億円まで減少し、東日本大震災の影響で盛岡店が休業に追い込まれた翌年には民事再生手続きを申し立て投資ファンドのもと事業の再建を図っていました。


しかし、その後も他社との競合で売上が伸び悩んだ上、新型コロナの影響で業績の悪化が進行していました。


このため、事業継続が困難であると判断し、中三は29日付で事業を停止するとともに青森地裁弘前支部に破産手続きの開始を申し立て、開始決定を受けました。


負債総額は現時点で約9億円としています。


■発表された「破産手続開始の申立ておよび決定に関するお知らせ」

ほぼ全文


 株式会社中三 (以下「当社」といいます。)は、明治29年、青森県五所川原市で屋号 を「中三」とする呉服店として創業し、昭和29年以降、現在の「株式会社中三」の商号 の下、百貨店業を営んでまいりました。当社は、東北を中心に郊外型百貨店事業を展開し、平成10年8月期には約415億円の売上を計上するに至りましたが、平成22年頃には、郊外型ショッピングセンターとの競争激化により、規模の縮小、店舗集約等を余儀なくされ、売上は185億円ほどまで減少することとなり、かかる状況の中、平成23年3月11日に発生した東日本大震災により、盛岡店が休業に追い込まれるなど重大な影響を受け、同月30 日には民事再生手統開始の申し立てを行うに至りました。

2024年8月25日日曜日

「三田まほろばブレッツァ」元経営の男、400万円詐取疑いで逮捕 「県につながり」と従業員にうその投資話

 兵庫県三田市内で自身が運営していた商業施設「三田まほろばブレッツァ」の従業員女性から現金400万円をだまし取ったとして三田署は22日、詐欺の疑いで、豊岡市の自営業の男(50)を逮捕した。

 逮捕容疑は2021年12月上旬ごろから22年1月中旬ごろまでの間、三田市学園4の同施設事務所などで、パート女性(53)に「兵庫県とつながりがあり、県に災害備蓄水を納品すればもうけが出る」などとうその投資話を持ちかけ、2回に渡って現金計400万円をだまし取った疑い。

 同署によると、男は当時、同施設の運営会社「布袋クリエイティブ合同会社」(豊岡市)を経営。男から支払いがされず、女性が同署に相談していた。男は容疑を認め、「投資はせず、会社の運転資金に使い果たした」と説明しているという。

 「三田まほろばブレッツァ」は、県企業庁が18年に約2億8千万円をかけて整備。朝来市の企業が地場産品を販売したが、集客が伸びずに閉店。19年から「布袋-」が引き継いでリニューアルし、地元食材を充実させた物販やレストランを展開したが、経営に行き詰まって22年に閉店していた。

書類を偽造…県職員の32歳主任を懲戒免職 「他の案件で忙しい中、相手からせかされて」と話す 課内で未決裁なのに表紙を改ざんし知事印を押させる 県は警察に告発

  埼玉県は22日、公文書偽造などで公務に対する信用を著しく傷つけたとして、県土整備政策課の主任(32)を同日付で免職の懲戒処分とし、有印公文書偽造および行使罪の疑いで浦和署に告発した。

80代女性から約1500万円詐欺の疑いで逮捕 愛知 碧南

22日、愛知県碧南市の80代の女性が警察官を名乗る男から「現金に偽札が入っていないか確認させてほしい」などと電話で言われ、現金およそ1500万円などをだまし取られた事件で、警察は23日、21歳の容疑者を詐欺の疑いで逮捕しました。

逮捕されたのは自称千葉県船橋市の無職、伊藤良真容疑者(21)です。
警察によりますと伊藤容疑者は警察官を名乗る別の男から21日から22日の間に「あなたの自宅にある現金に偽札が入っていないか確認させてほしい」などと電話があった碧南市の88歳の女性の自宅を22日訪ね、現金およそ1500万円をだまし取ったとして詐欺の疑いがもたれています。
防犯カメラの映像などから伊藤容疑者が現金を受け取ったとみられることがわかり22日、碧南市内にいたところを警察官が見つけたということで調べに対し「現金を受け取ったことは間違いありません」と容疑を認めているということです。
この女性の自宅には、21日も20代くらいの警察官を名乗る男が訪ねていて、女性は男にキャッシュカードを2枚手渡したということで警察は関連を調べています。

SNS型詐欺の被害額 すでに去年の総額上回り「極めて深刻」

 県内でことし確認されたSNS型の詐欺の被害額が7億2000万円を超え、去年1年間の総額をすでに1億円以上、上回ったことが警察への取材でわかりました。

警察は極めて深刻な事態だとして注意を呼びかけています。


SNSなどでやりとりを重ね、投資への興味や恋愛感情を利用して金をだまし取る「SNS型投資・ロマンス詐欺」の被害があとを絶ちません。


ことし7月末までに県内で確認された被害額は7億2700万円余りとなり、去年1年間の総額をすでに1億円以上、上回ったことが警察への取材でわかりました。


被害件数も57件で、去年1年間の49件を上回っています。


被害件数を年代別にみますと、60代が24.6パーセントと最も多く、次いで50代が22.8パーセントとなっています。


ただ、10代から80代以上まで幅広い世代で被害が確認されていて極めて深刻です。


ことし3月には60代の男性がマッチングアプリで知り合った女性を名乗る人物とSNS上でやり取りを続けるうちに「お金を増やす方法がある」とうその投資話を持ちかけられました。


「ロマンス詐欺」と呼ばれる手口でおよそ1億1000万円をだまし取られました。


熊本県警は「極めて深刻な事態であらゆる年代で多くの人がだまされている。インターネット上で知り合った会ったこともない人を信用せず、もうけ話が出たときは詐欺を疑って警察や近くの人に相談してほしい」と注意を呼びかけています。

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「勝率上がる」情報商材、トレカ装って売買 SNS詐欺事件の手口

 大阪市内の拠点が一斉摘発されたSNS型投資詐欺事件で、容疑者グループがフリマアプリを悪用して情報商材を購入させていた疑いのあることが、大阪府警への取材でわかった。情報商材の出品は禁じられているため、トレーディングカードの売買を装っていたという。グループが特定されないようにするためだったと府警はみている。


長机に並んだ大量のスマホ 逮捕者90人、異例のSNS投資詐欺事件

 一斉摘発では19~45歳の90人が詐欺や詐欺未遂の疑いで逮捕された。府警によると2~7月、SNSを通じて投資の講師になりすまし、為替相場の上下などを予想するバイナリーオプション取引をめぐり、商材購入費の名目で現金をだまし取るなどした疑いがある。府警は認否を明らかにしていない。


 90人の大半は「打ち子」として、SNSで若い女性などを装って不特定多数にメッセージを送るなどしていたとみられる。返事があれば個別に投資話を持ちかけ、「勝率が上がる」と虚偽の情報商材の購入を勧めていたという

【ストップ!詐欺被害】「犯罪の容疑が」「株が安く買える」2人が計3500万円をだまし取られる「守秘義務がある」と言われ相談できず 福岡

 福岡県小郡市で「犯罪の容疑がかかっている」「株が安く買える」などとするウソの電話で、小郡市の70代の女性が2150万円を、80代の男性が1395万円を、それぞれだまし取られました。


2人は「守秘義務がある」と言われ、周りに相談できなかったと話しているということです。


警察によりますと、福岡県小郡市に住む70代の女性の家にことし6月、NTTをかたる自動音声で「2時間後に電話が使えなくなる。 詳しい話を聞きたければ数字を押して」と電話がありました。


女性が指定された数字を押すと、警察官や検察官をかたる人物が出て「犯罪の容疑がかかっている」「無実を証明するため資産を預ける必要がある」などと言われました。


女性はSNSの連絡先を交換し、指示された口座に7月から8月にかけて9回にわたり合わせて2150万円を振り込み、だまし取られました。


「電話でお金の話は詐欺と思って」

「電話でお金の話は詐欺と思って」

また、福岡県小郡市の80代の男性の家にはことし6月、大手の電機メーカー社員や小売り店社員をかたる男らから「株式発行情報がある」「あなたに割り当てがあり安く株が購入できるが、買ってもらうと1500万円をお礼として受け取れる」と電話がありました。


男性は指示通りに現金を段ボールなどに入れて郵送したといいます。


その後、公務員をかたる男から「株購入を持ちかけた男は逮捕された」「200万円を支払うと懲役には行かなくてよい」と電話があり、男性はさらに現金を郵送し、合わせて1395万円をだまし取られました。


この2つの詐欺事件で、女性は「守秘義務があり他人に話すと身柄を拘束されるなどと言われ、相談できなかった」と話し、男性は「上場できなくなるので秘密を守ってと指示され、人に相談しなかった」と話しているということです。


2人はそれぞれ相手と連絡が取れなくなり、詐欺に気づきました。


警察は「電話で『お金』の話はすべて詐欺だと思って」と注意を呼びかけています。

【オレオレ詐欺】「のどに麻酔かかって声が変だけど…」偽息子の電話信じ80代女性510万円被害(静岡市)

 静岡市清水区の高齢女性が、息子をかたる男からのうその電話を信じ、500万円余りをだまし取られ、警察が特殊詐欺事件として調べています。


警察によりますと、8月8日の午前、静岡市清水区の80代の無職の女性宅に、息子をかたる男から「俺だけど、のどに麻酔がかかっていて声が変だけど」などと電話がありました。その後も「大事な書類と携帯と財布を忘れ、なくした」「お母さんはどのくらい工面できる」などと複数回電話があり、これを信じた女性が、自宅を訪れた上司の息子を名乗る男に現金510万円を手渡し、だまし取られたということです。


警察は特殊詐欺事件として捜査するとともに、「親族からお金を要求する電話があったら、家族や警察に必ず相談してください」などと注意を呼びかけています。

“あなたに逮捕状” うそ信じ1億円余の特殊詐欺被害 京都

 京都市の60代の男性が警察官などを名乗る人物から示されたうその逮捕状をきっかけに、1億円相当の金を購入させられてだまし取られ、警察は特殊詐欺事件として捜査しています。


警察によりますと、ことし6月下旬、京都市上京区の60代の自営業の男性のもとに携帯電話会社を名乗る男から「あと2時間で電話がかけられなくなる」という電話がありました。

男性は男から教えられた携帯電話に電話をしたところ、警察官を名乗る男から「金融詐欺の逮捕状が出ている。潔白を証明するために全資産を提出してほしい」と言われました。

LINEのビデオ通話機能を使って警察手帳を示されたほか、逮捕状の画像も送られてきたため、信じた男性は、紹介された検察官を名乗る男の指示にしたがって金融資産を解約し、1億円相当の金を購入しました。

そして、かばんに入れて玄関に置いたら奥にいるよう指示され、自宅を訪れた何者かに持ち去られたということです。

また、男性はその後、預貯金も提出するよう求められ、自宅近くの公園のトイレに現金600万円余りを紙袋に入れて置くよう指示され、これも持ち去られたということです。

今月(8月)、男性が知人に事情を話したところ、詐欺ではないかと指摘され、被害に気づいたということで、警察は特殊詐欺事件として捜査しています。

SNS型ロマンス詐欺容疑の男「兄貴に借金」「マッサージ機欲しい」…40代女性132万円被害

 SNSのやり取りで恋愛感情を抱かせる「SNS型ロマンス詐欺」で1年8か月にわたって繰り返し金をだまし取ったとして、山梨県警富士吉田署などは21日、津市、自称アルバイトの男(48)を詐欺容疑で逮捕した。SNS型ロマンス詐欺の検挙は県内初。

山梨県警察本部
山梨県警察本部

 発表によると、男は2022年6月、富士河口湖町の40歳代女性とオンラインゲーム上で知り合い、SNSでやり取りして恋愛感情を抱かせた。その後、「兄貴に借金があり、お金が必要」「(自分が)肺がんになり、足が痛くてマッサージ機が欲しい」などとうそをつき、同年9月から今年5月まで13回にわたり、計約132万円を指定した口座に振り込ませてだまし取った疑い。容疑を認めているという。

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 男は毎回、様々な名目で異なる金額を要求していた。会う約束をしたのに一度も会えないことなどを女性が不審に思って同署に相談し、事件が発覚。やり取りを解析するなどして男を特定した。

 県内では今年1~7月、ロマンス詐欺が11件(昨年同期比8件増、いずれも暫定値)発生。被害額は昨年同期の約4倍の約1億3300万円に急増した。県警は「会ったことのない人からお金の話が出たら、警察に相談してほしい」と呼びかけている。

負債1億円超か、宿泊温泉施設「ゆかり館」破産手続き 30代男性社長とは連絡とれず 住民からは不安の声「イベント時に活用し、住民の宝だった」

 日本年金機構に土地と建物を差し押さえられた「出雲須佐温泉ゆかり館」(出雲市佐田町原田)を運営している地元のスサノオドリームが破産手続きに入ったことが22日、分かった。関係者によると、負債総額は1億円を超えるという。休業中の施設が再開する見通しは立っておらず、住民からは不安の声が漏れた。


【日本年金機構が差し押さえ】休業中の「ゆかり館」 経営者と連絡取れず 出雲の宿泊温泉施設


 22日にあった定例会見で飯塚俊之市長は「スサノオドリームが8月14日付で破産手続きに入っていることの情報を入手している」と明らかにした。一方で「事実確認をしている段階で、何ができるか分からない状況だ」とも述べた。


 スサノオドリーム(出雲市佐田町原田)は、地元住民らで起業。2018年4月に出雲市からゆかり館の経営を引き継いだ。


 ゆかり館をめぐっては、今年5月14日に土地(4027平方メートル)と建物(延べ床面積3093平方メートル)を日本年金機構が差し押さえた。同社の30代男性社長が3月末以降、連絡がとれなくなっており、社会保険料滞納の可能性が指摘されている。


 同社は23年5月、老朽化したボイラーや配管設備の改修工事のため、温泉施設の利用を休止。同12月には工事のため宿泊や館内の飲食施設も休業している。


 同社は施設のリニューアルに観光庁の補助事業を利用。23年度分は工事の実績に基づき補助金が交付された。額は明らかにしていない。24年度分は同社が国に直接辞退を申し出たという。補助金の取り扱いについて、市は今後観光庁と協議し対応を決める。


 町内在住の株主の男性は「まずは説明してほしい。イベント時に活用し、住民の宝だったのでもう一回やり直してほしい」と訴えた。

三協(東京)、破産開始決定-負債2億3,800万円


 (株)三協(東京都板橋区中丸町11-8、設立1968年2月、資本金1,000万円)は8月7日、東京地裁より破産開始決定を受けた。負債総額は債権者63名に対して約2億3,800万円。
 印刷製版やDTP制作を手掛けていた。1999年12月期は売上高約7億円をあげたが、印刷需要の低迷や同業との競合などの影響から減収基調で推移し、2019年12月期は売上高約2億2000万円と落ち込んだ。新型コロナウイルス感染拡大で紙媒体の需要が減退し、原材料の高騰を転嫁出来ず、採算性が悪化した。
 以降も事業を継続したものの、業況は改善出来ず、2024年7月27日までに事業を停止。破産申請を弁護士に一任した。こうした中、再度の資金ショートを起こし8月5日、行き詰まりを表面化していた。

みやび建設(株)[滋賀]が破産 取引先とトラブルになり提訴されていた

  みやび建設(株)(近江八幡市)は8月9日、千葉地裁松戸支部より破産開始決定を受けた。破産管財人には内田徳子弁護士(柏綜合法律事務所、千葉県柏市中央町6-19)が選任された。

 負債総額は54億3530万円(2022年8月期決算時点)。


 1976年1月に塗装店として創業し、その後、宅建業許可および建築業許可を取得。2000年にはクレバリーホームのFCに加盟して滋賀県内でモデルハウスを兼ねた店舗を5店舗展開し、2016年8月期にはピークとなる売上高46億3989万円を計上した。さらに、2019年6月には新事業としてボートレースチケットショップ安芸高田場外販売所をオープンし、子会社による運営を行っていたほか、損害保険代理店業や太陽光発電事業なども展開し、経営の多角化を進めていた。


 こうしたなか、事業承継の準備に入ったものの、新社長は一部事業の売却など縮小路線を進めたことから、創業者との間で軋轢を生むこととなった。この過程で当社は現社長の駒秀樹氏と接点を持つようになり、数回にわたる交渉の末に2019年9月、同氏が当社株式を取得し、経営者が交代。


 以後、順次不動産事業の店舗閉鎖を行い、2020年1月を以てクレバリーホームのFCを脱退し、公共施設やビル、一般個人向け住宅などの建築工事にシフトした。高品質・短納期・ハイスピードをうたった施工方法を採用し、法人や個人を対象に受注基盤を築き、2020年8月期は売上高40億5149万円を計上した。


 しかし、「新型コロナウイルス」感染拡大の影響もあり、得意先の投資意欲が減退し、営業活動が停滞。コロナ関連融資を活用して凌いでいたが、2021年8月期は売上高が37億6151万円に減少したうえ、複数の不動産を売却したことで2億7717万円の赤字となった。


 この頃から取引先との間で請負代金を巡ったトラブルが生じ、複数社より提訴されていたほか、本社不動産には取引先や自治体から仮差押登記が設定されるなど、資金繰りの悪化が露呈。2022年8月期は案件獲得に一層苦戦し、売上高が5億3122万円に急減したうえ、資産売却により19億4528万円の赤字を計上し、大幅な債務超過に転落していた。


※みやび建設(株)(TSR企業コード:650067010、法人番号:4160001011010、近江八幡市鷹飼町北4-1-16、設立1996(平成8)年9月、資本金8000万円)

SNS型投資詐欺、「打ち子」のまとめ役2人逮捕 大阪府警

 SNSを使った2つの投資詐欺グループが一斉摘発された事件で、大阪府警は20日までに、無職の中尾裕大容疑者(26)と韓国籍で職業不詳の金聖燁容疑者(27)=いずれも大阪市中央区=を詐欺未遂の疑いで逮捕した。2人はメッセージを送る「打ち子」のまとめ役だったとみられ、事件の逮捕者は計96人となった。


2人の逮捕容疑は5〜7月、SNSで知り合った20代の男性2人から、投資の商材購入名目などで金をだまし取ろうとした疑い。府警は認否を明らかにしていない。


府警は7月、2つのグループの拠点だった大阪市内のビル4カ所を家宅捜索。これまでに詐欺や詐欺未遂容疑で摘発したメンバーの供述などから中尾容疑者らが関与した疑いが浮上した。両グループによる被害額は9億円超に上るとみられる。

元トヨタ系販社社員、詐欺疑いで逮捕 架空取引14億円か

 付き合いのある自動車販売会社に架空取引を持ちかけ、約9900万円をだまし取ったとして、愛知県警は20日、「NTP名古屋トヨペット」(名古屋市)の元社員、渡辺昌彦容疑者(47)=名古屋市緑区=を詐欺の疑いで逮捕した。


複数の会社に自動車販売の仲介名目で架空取引を持ちかけていた疑いがあり、県警は取引総額が計14億5千万円を超えるとみて調べている。


逮捕容疑は昨年11月、名古屋市緑区の自動車販売会社の男性役員に「自動車売買の仲介に入って代金を立て替えると、1割ほど上乗せした額が振り込まれる」などとうそをつき、現金を詐取した疑い。容疑を認めている。


県警によると、渡辺容疑者は発覚を免れるために同様の行為を繰り返し、仲介した会社の口座には別の架空取引により現金が振り込まれるように仕向けていた疑いがある。取引が多額になると、振り込みが滞るようになり発覚。複数の会社が被害届を提出した。


一部は自身の口座にも振り込ませていたといい、勤務先で自身が生じさせた未回収金を穴埋めしようとしたとみられる。


NTP名古屋トヨペットによると、渡辺容疑者は法人営業を担当していた。3月に懲戒解雇された。同社は事件について「コメントを差し控える」としている。〔共同〕

弁護士の女を再逮捕 1億円以上横領の疑い 預かった金を車の購入やエステに使ったか

 相続財産の管理などを依頼した男性から預かった金を横領したとして逮捕された弁護士の女が、この男性を含む2人から預かった預金1億円以上を横領したとして再逮捕されました。


広島弁護士会所属の弁護士、齋村美由紀容疑者(48)は県内に住む男性2人からそれぞれ依頼をうけ預かっていた預金からあわせて1億円以上を横領したとして広島地検に19日再逮捕されました。


地検は齋村容疑者の認否を明らかにしていません。


齋村容疑者が今回被害に遭った男性のうち1人から別に預かっていた1860万円余りを着服したとして先月29日に逮捕されていて地検は19日起訴しました。


地検はこの金を車の購入やエステに使ったとみています。

「生活水準下げたくない」 かつて年収3000万円だったトヨペット元社員が詐欺で逮捕 「トヨペットのおすすめプラン」などと称し架空の取引をし、130億円分を架空取引か 愛知県警

 21日送検された、名古屋トヨペットの元社員の男。130億円分もの架空の取引をしていたとみられています。


【画像】トヨペット元社員が詐欺で逮捕


かつては年収3000万円を誇った営業マン。逮捕後の調べに語ったのは「生活水準を下げたくなかった」という動機でした。



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中京テレビNEWS


21日午前8時ごろ。愛知県緑警察署でマスク姿で足早に車に乗り込む男。トヨタ車を販売するNTP名古屋トヨペット元社員・渡辺昌彦容疑者(47)。


去年11月、営業担当だった渡辺容疑者は約1億円をだましとった詐欺の疑いがもたれています。


10年以上前、年収3000万円でいわゆる成功したビジネスマンだった渡辺容疑者。


警察によると、当時、知人の会社からカーナビなどが安く手に入らないかと頼まれると、会社で認められている金額以上に値引きをし、差額を自腹で穴埋めしていたといいます。


その理由が…「いい顔をしたかった。会社に無断で値引きして販売した」。


ところが、その後、コロナ禍と半導体不足で、歩合制だった収入が激減。家族に隠すため、口座は本人が管理するように。


"生活水準を下げたくない"と架空の取引に手を染めたとされています。


渡辺容疑者は「トヨペットのおすすめプラン」などと称し、十数社と架空の取引を少なくとも500回、繰り返していたとみられています。その総額は約130億円。


会社への信頼を悪用したとみられる今回の犯行。


調べに対し、渡辺容疑者は容疑を認めているということです。


警察は、正規営業の損失の補填などのために、あわせて3社から約15億円をだまし取っていたとみて調べています。


NTP名古屋トヨペットは「会社として行為への関与はありませんが、捜査へ全面的に協力してまいります」とコメントしています。

「三田まほろばブレッツァ」元経営の男、400万円詐取疑いで逮捕 「県につながり」と従業員にうその投資話

 兵庫県三田市内で自身が運営していた商業施設「三田まほろばブレッツァ」の従業員女性から現金400万円をだまし取ったとして三田署は22日、詐欺の疑いで、豊岡市の自営業の男(50)を逮捕した。


 逮捕容疑は2021年12月上旬ごろから22年1月中旬ごろまでの間、三田市学園4の同施設事務所などで、パート女性(53)に「兵庫県とつながりがあり、県に災害備蓄水を納品すればもうけが出る」などとうその投資話を持ちかけ、2回に渡って現金計400万円をだまし取った疑い。


 同署によると、男は当時、同施設の運営会社「布袋クリエイティブ合同会社」(豊岡市)を経営。男から支払いがされず、女性が同署に相談していた。男は容疑を認め、「投資はせず、会社の運転資金に使い果たした」と説明しているという。

SNS型投資詐欺事件で新たに2人逮捕 逮捕者は96人に

 SNSで投資に関する商材の購入などを持ちかけ、現金をだまし取ったなどとして大阪に拠点を置く2つのグループの94人が逮捕された事件で、警察は1つのグループのリーダー格とみられる容疑者2人を新たに詐欺未遂の疑いで逮捕しました。


逮捕されたのは、いずれも大阪・中央区の▽無職、中尾裕大容疑者(26)と▽韓国籍で職業不詳の金聖※ヨプ容疑者(27)です。

警察によりますと、2人はことし5月から7月にかけて、SNSを通じて20代の会社員の男性に投資に関する商材の購入などを持ちかけ、現金をだまし取ろうとしたとして詐欺未遂の疑いが持たれています。

この事件では、大阪・中央区と西区のビルに拠点を置いていた2つのグループの男女あわせて94人が詐欺や詐欺未遂の疑いで逮捕されていて、逮捕者はこれで96人となりました。

警察によりますと、中尾容疑者と金容疑者は1つのグループのリーダー格とみられ、西区の拠点にいたメンバーの一部に指示を出していた疑いがあるということです。

2つのグループは為替相場などが高くなるか低くなるかを二者択一で予想する「バイナリーオプション」と呼ばれる金融商品を勧めるなど手口がよく似ていて、警察は被害額はあわせて10億円前後に上るとみて調べています。

2人の認否については明らかにしていません。

※ヨプは火偏に「華」

【独自】カンボジアから帰国した特殊詐欺の“出し子”を逮捕 出国理由は「仕事のため」容疑を否認 警視庁

 特殊詐欺の「出し子」の男が、滞在先のカンボジアから帰国したところを警視庁に逮捕されました。


木村晋嗣容疑者(28)は、仲間が市役所職員になりすまして、70代の男性に「医療費の還付金の申請手続きができる」などとうそをつき、男性が振り込んだ現金約50万円をATMから引き出した疑いが持たれています。


木村容疑者は犯行後、カンボジアに出国していましたが、20日に成田空港に帰国したところを逮捕されました。


木村容疑者は容疑を否認していて、カンボジアに出国した理由について「仕事のためだった」と供述しているということです。

80代女性が約1500万円騙し取られた詐欺事件 “受け子”役の21歳無職の男逮捕 女性宅付近を歩いていて確保

 愛知県碧南市の高齢女性が現金約1500万円をだまし取られた詐欺事件で、受け子役の男が逮捕されました。


【動画で見る】80代女性が約1500万円騙し取られた詐欺事件 “受け子”役の21歳無職の男逮捕 女性宅付近を歩いていて確保


 逮捕されたのは自称・千葉県船橋市の無職・伊藤良真容疑者(21)で、碧南市の80代の女性から、現金約1500万円を受け取った詐欺の疑いがもたれています。


 女性は22日午前10時ごろ、警察官を名乗る男から「現金に偽札が入っていないか確認させてほしい」などと電話を受け、自宅にきた伊藤容疑者に現金の入ったバックを渡していました。


 警察は、付近の防犯カメラの映像などから伊藤容疑者を特定、女性の自宅付近を歩いていたところを確保し、きょう未明緊急逮捕しました。


 調べに対し、伊藤容疑者は容疑を認めていて、警察は共犯者についても捜査しています。

2024年8月19日月曜日

オンラインカジノの実態、警察庁が初調査へ…「違法性ない」との誤解広まり日本からのアクセス急増

 警察庁は、日本人向けに運営されている海外のオンラインカジノサイトについて、初の実態調査に乗り出す。若者の間に急速に広がり、借金苦で特殊詐欺などの「闇バイト」に加担するケースもみられることから、実態把握の必要性が指摘されていた。調査結果を関係省庁と共有し、違法サイトへのアクセスの規制検討や依存症対策などにつなげたい考えだ。


【図表】警察庁が行う オンラインカジノの実態調査の概要


 国内では競馬などの公営ギャンブル以外の賭博は禁じられており、海外のサイトに国内から接続して賭ければ違法になる。だが、「海外で合法的に運営されており、違法性はない」といった誤解が広まっている。


 デジタル分析会社「シミラーウェブジャパン」(東京)の調査では、オンラインカジノへの日本からのアクセス数は2018年12月には月間約70万回だったが、19年から急増し、21年9月には約8300万回に上った。


 カジノ問題に詳しい静岡大の鳥畑与一名誉教授(金融論)によると、オンラインカジノは自宅などから24時間利用が可能で、スロットマシンやルーレットなどのほか、プロ野球やサッカー・Jリーグなどを対象とした日本語対応のスポーツ賭博サイトもある。日本向けの賭博の売り上げは急激に伸びているという。


 警察庁によると、オンラインカジノによる賭博事件での摘発者は昨年、107人に上った。このうちスマートフォンなどを使った「無店舗型」は32人で、22年の1人から一気に増えた。ただ、こうした個人の利用は発見が難しく、摘発に至るのは氷山の一角とされる。


 このため、警察庁は日本向けのオンラインカジノの運営会社やその所在地、賭け金の入金や出金方法のほか、日本からのアクセス数などを調査する。国内の10歳代~70歳代の7000人以上を対象にしたアンケートも行い、利用状況を年度内にまとめる。


 オンラインカジノを巡っては、大阪府警に6月に組織犯罪処罰法違反容疑などで逮捕された会社代表の男らが、カジノサイトへの賭け金を不正開設した口座に移して資金洗浄した疑いがあることが判明している。

ロマンス詐欺で200万円被害 青森県の男性

  青森署は19日、青森県内に住む50代男性が、交流サイト(SNS)を通じて知り合った相手から投資話を持ちかけられ、計200万円をだまし取られるSNS型ロマンス詐欺被害に遭ったと発表した。


 同署によると、男性は6月末ごろ、X(旧ツイッター)で知り合い、親しくなった日本人と台湾人のハーフという女性「Pin藤沢雪乃」から「オークションで大もうけした」と聞かされた。同人に紹介された人物から「高値で売れる急須がある。譲ってもいい」と言われ、男性は購入費用として45万円を指定された口座に振り込んだ。


 その後、「あなたが購入した急須がオークションで620万円で落札された」と言われ、8月1日から6日までの間に、オークション手数料などとして2回にわたって請求された計155万円を入金した。


 しかし一向に売上金は受け取れず、相談した同僚から指摘され詐欺に気付いた。

2024年8月18日日曜日

足利市の中央エンジニアリング 破産手続き開始 負債は約9億5千万円

 金属加工機械部品を製造する足利市の中央エンジニアリングが、宇都宮地裁足利支部より、破産手続き開始の決定を受けたことが、帝国データバンクの発表で分かりました。負債はおよそ9億5千万円です。

中央エンジニアリングは1974年に創業し、2001年6月期には年間5億9700万円の売上高がありました。しかし、積極的な設備投資で借入金が膨らむなど厳しい資金運営が続いてました。

公開手配の男2人逮捕=SNS型投資詐欺―大阪府警

  SNSを通じ投資話を持ち掛ける「SNS型投資詐欺」グループの拠点が摘発された事件で、大阪府警は18日、詐欺容疑で公開手配していた、いずれもリーダー格の上家夕貴(30)=住居不詳、吉岡公充祥(29)=大阪市西区江戸堀=両容疑者を逮捕した。

 府警特殊詐欺捜査課によると、2人は17日に府警本部に出頭。「もう逃げられないと思った」との趣旨の供述をしているという。

 府警は先月23日、大阪市のビル内にあった二つのグループの拠点を一斉捜索。今回逮捕された2人は一方のグループのリーダー格で、上家容疑者は詐欺行為全体の統括役、吉岡容疑者は金庫番とみられている。同課は、上家容疑者とともにグループを率いていたとされる中村晋弥容疑者(41)の行方を追っている。 

「逃げても仕方ない」と出頭 SNS詐欺、公開手配中の男2人を逮捕

 大阪市内の拠点が一斉摘発されたSNS型投資詐欺事件で、大阪府警は18日、公開手配していた住居、職業不詳の上家夕貴(30)と大阪市西区の無職吉岡公充祥(きみよし)(29)の両容疑者を詐欺の疑いで逮捕し、発表した。2人は17日夜に府警本部に出頭し、「(事件について)ニュースでいっぱいやっているし、逃げても仕方がない」などと話したという。

 一斉摘発されたのは2グループで、府警によると、2人は一方のグループのメンバー。上家容疑者はSNSでメッセージを送る「打ち子」などの統括役、吉岡容疑者は詐取金の管理を担う「金庫番」とみられるという。

 2人の逮捕容疑は今年2~3月、SNSを通じて投資の講師になりすまし、為替相場などを予想するバイナリーオプション取引をめぐって、情報商材の購入費名目で現金をだまし取るなどしたというもの。府警は認否を明らかにしていない。

 事件をめぐっては詐欺や詐欺未遂の疑いで計94人が逮捕され、このうち52人については関与の度合いなどから釈放されて任意で捜査が続いている。府警は主要メンバーの中村晋弥容疑者(41)を詐欺容疑で公開手配し、情報提供を呼びかけている。

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