2021年10月21日木曜日

ビットコイン 仮想通貨 暗号資産 上昇 イーサリアム

 ビットコインの上昇が早い。10月18日に710万円を超え、円建てで過去最高値を更新したが、10月20日未明からもう一段上昇し、ドル建てでも過去最高値を超えて6万4300ドルに達した。


【画像】円建てでビットコインは750万円を超えた


 米国で初めて、ビットコイン先物に連動するETFが上場したことが契機。19日に上場すると、年金基金などの機関投資家の買いを期待して価格が上昇した。


 円建てでは750万円を超えた。過去1年間で5倍になった計算だ。直近1カ月でも61%上昇している。


 時価総額第2位のイーサリアムも上昇し、円建てで47万6000円を超えた。過去最高値を更新しており、直近1年間での上昇率は1124%となっている。

2021年10月17日日曜日

コロナ サイゼリア 黒字 助成金 コスト管理

  2期連続の営業赤字から、本当に脱することはできるのか――。


 ファミレス大手のサイゼリヤは10月13日、2021年8月期決算を発表した。売上高は1265億円(前期比0.3%減)、営業損益は22.6億円の赤字(前期は38.1億円の赤字)となった。


【グラフ】サイゼリヤの業績はどう推移してきた?


 コロナ影響が薄れた中国の上海や広州などで好調が続き、アジア事業だけで44.2億円(前期比2.5倍)の営業利益を稼ぎ出した。一方、国内事業は営業時間短縮要請の煽りを受け、営業損益は72.1億円の大赤字に(前期は56.2億円の赤字)。健闘した海外の利益を国内の大苦戦が食いつぶした格好だ。


 時間短縮営業に伴う協力金が営業外収益に48.2億円ほど計上されたこともあり、経常利益以下は黒字に転換。当期純利益も17.6億円の黒字(前期は34.5億円の赤字)で着地した。


■新年度は営業黒字予想


 そんな中、注目を集めたのが決算と同時に発表された新年度に当たる2022年8月期の会社予想だ。


 売上高は1500億円、営業利益は70億円と3期ぶりの営業黒字復帰をもくろむ。会社側のV字回復見通しを市場も好感し、発表の翌14日の株価の終値は2949円と、年初来高値を更新した。


 そもそもこの会社予想は、深夜営業を原則廃止する前提で想定している。サイゼリヤは、コロナ後も繁盛店などを除き22時以降の深夜営業をやめる方針だ。深夜営業を止めるとすると、コロナ前の約85%の営業時間で今回の予想数字を達成しなくてはならない。カギを握るのは店内以外での売り上げ増加と、徹底したコスト管理だ。

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