プロ野球・読売巨人軍の選手による野球賭博問題で、警視庁は29日、飲食店経営者の斉藤聡容疑者(38)を賭博開帳図利容疑で、巨人の元投手の笠原将生しょうき容疑者(25)を同ほう助容疑で逮捕した。
選手4人が処分を受けた野球賭博問題は、刑事事件に発展した。
捜査関係者によると、斉藤容疑者は2014年から15年の間に、野球賭博を開帳した疑い。笠原容疑者は、他の選手を仲介するなど斉藤容疑者の野球賭博をほう助した疑い。同庁は、野球賭博の背後に暴力団関係者が関与していた疑いも視野に捜査を進める。
笠原容疑者は昨年11月10日に、日本プロフェッショナル野球組織(NPB)から無期失格処分を受けている。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160429-OYT1T50038.html